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AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫)/邪気眼による痛い青春小説

ロミオ作品の最新作。「人類は衰退しました」とは打って変わった作風。学園ラブコメをめざすはずが学園は舞台だが、ラブでもコメディーでもなっていないような気がするw ラブは最後の方だけで経過は主人公とヒロインのディスコミニケーションが主題になっている感じがする。相手に思いが伝わらない悲しさ。なぜなら彼女の電波オンナであるからである。主人公は過去のトラウマを背負いながら今では学園の穏やかな地位を築こうと努力しているのだが、電波オンナのせいで雲行きがあやしくなってしまう。またクラスの半数以上が電波だ。邪気眼持ちともいえる。 しかし現代のDQNに近い学園での上層社会のメンツがいるそいつらは一見普通人であるが、弱者や異物にはうるさい。いじめで排除していく。欝な展開である。どうなってしまうんだー

邪気眼にとらわれた少女は、そんなものには負けない。信念がある。正しいかといわれると現実逃避なのであろうが。過去になにかあるのでしょうか。しかし絡まれていじめられる、そこもある意味痛々しい。

邪気眼 じゃきがんとは はてなダイアリー
選ばれし者が持つという第三の眼。詳しくは下記の原文を参照。
転じて、子供の頃に考えたような痛い妄想設定のことを総じて「邪気眼」と呼ぶこともある。

原文

中学の頃カッコいいと思って怪我もして無いのに腕に包帯巻いて、突然腕を押さえて「っぐわ!・・・くそ!・・・また暴れだしやがった・・・」とか言いながら息をを荒げて

「奴等がまた近づいて来たみたいだな・・・」なんて言ってた

クラスメイトに「何してんの?」と聞かれると

「っふ・・・・邪気眼(自分で作った設定で俺の持ってる第三の目)を持たぬ物にはわからんだろう・・・」

と言いながら人気の無いところに消えていく

テスト中、静まり返った教室の中で「うっ・・・こんな時にまで・・・しつこい奴等だ」

いろいろを妄想をとばすやつらだ。これは痛々しい過去。自分は何かの生まれ変わりり、前世では戦士として悪と戦った記憶があり仲間を募集するなど、いろいろな恥ずかしい記憶を持っているが当時者は本気である。

これを物語にしてしまうとは、滝本先生のNHKにようこそ、ネガティブハッピーチェーンソーエッジに相通じるものがある。まー!のひとも言われていましたが。 あくまで学園(痛い)青春ものと強引に括ってしまうこともできよう。 いじめ問題も発生し欝な展開もあるわけですが、最後のクライマックスは盛り上がる。主人公らしき発動がでて素晴らしい展開だと思いました。

最後の方まで主人公とヒロインの会話がまったくかみ合わないところがせつねぇ。ヒロインのヘルプをうまくキャッチできるかがポイントなんだろう。

文章がわかりやすく読みやすいのも○ ぜひ読んでいただきたい作品のひとつだ。

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AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫 た 1-4)
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