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【コミック】NHKにようこそ!五巻/精神的に追い込まれた主人公の行く末は…

コミック「N・H・Kにようこそ!」5巻が発売されました。
小説版の結末も過ぎて、すっかりオリジナル展開ですねー。
しかしこれって原作者自身がカバーの折り返しで述べているように「迷走」の言葉がズシリとくるというか、すっかり病んでますな(・∀・) もうドロドロ。読んだとき何だこりゃ(´・ω・`)みたいな。エンターテイメントから微妙に離れていく感じが、かろうじて皮一枚で繋がっているような。

ひきこもり問題から次のステップとして、誰しもなりうる可能性を秘めた現代病…鬱病にかかり、閉鎖感に満ちた社会の影響か落ち込んだり、逆に躁状態(ハッピーハッピーイェーみたいな)になって、突拍子もないことをしでかしたり。
物語を終わる…軟着陸させる手段はあるのか「N・H・Kにようこそ!」

NHKにようこそ! (5)/(原作)滝本 竜彦/(漫画)大岩 ケンヂ
Amazon:NHKにようこそ! (5)/(原作)滝本 竜彦/(漫画)大岩 ケンヂ

主人公は病院送りになりそうになったり、相棒は変な女性関係に巻き込まれたり、ヒロインの彼女もテンパっているというか電波というかリストカットしたりして、すっかりダメ人間街道まっしぐら。
とくに主人公はエヴァンゲリオンの最終話とその前の第弐拾六話、第弐拾五話のようなシンジくんがパイプ椅子に座って、周りからいろいろな事を聞かされ、諭されるシーンが浮かんで来ちゃいましたよ。

学生だからなるんじゃなくて、社会人になってもありうる状況が怖いですねー こんな世界に誰がした!みたいな。複雑な環境、人間関係……脳もパンクしますよ。お医者さんが以前言っていたのですが、最近はとくに増加しているようです鬱病そして自殺。社会的問題になりつつあるのがまたリアル。

それを少年エースという少年誌にコミック化してしまう滝本先生と大岩先生はスゴイというか無茶というか編集者もGOだしたなみたいな。少年少女に夢や希望なんかありゃしない……そんな作品になっています。どういう落とし前をつけて終わらせるのか。しかし(エロゲー)クリエイター&シナリオライターの道を邁進することによって希望の光はみえてくるのだろうか。そこんとこ今後に期待です。

でも原作者の滝本さんはリアルに苦しんでいるようなのですが、エヴァTV版のアスカように自我崩壊してエンドとかなったりして。

【コミック】 NHKにようこそ!第6巻 初回完全限定版
Amazon:【コミック】 NHKにようこそ!第6巻 初回完全限定版
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最近のコミックの分業制 その1(NHKにようこそ、エウレカセブンetc.)

デスノートが原作/大場つぐみ 漫画/大畑健で、お話を作るのと作画するのを分けているのはよく知られていますが、最近の人気のコミックはそんな傾向が強いような気がする。昔から存在してますが、よくあるのは編集者がアイデア出し、もしくは原作で漫画家がかみ砕いて描く作品。原作と作画で別々なのも当然ありますよね。

最近顕著になっているのは編集は第三者として、別にきちんとした専門のひとを立てるような作品が多くなってきているような気がします。当然、ひとりの漫画家さんとアシスタントで成り立っているのがまだ大半と思いますが。

それをふまえて分業制のコミックが増えてきているかなぁって思いました。アメリカのコミック事情と似てきているといいますか。 

「NHKにようこそ!」も原作:滝本竜彦 漫画:大岩ケンヂとなっていて、最初は小説のNHK〜のままで、原案:滝本氏かと思っていたら、どんどんオリジナルになって最近の3巻ではファイナルファンタジー11(ネットゲー)の詳しいネタも出てくるくらい。どうみても滝本氏がハマっていたとしか思えないw 原作者として新しい物語を作っているんだなぁって。想像だけど。

「ひきこもったまま小説の仕事してねぇー 小説書くのがトラウマになって。過去の印税だけで生活してます」(要約)と最近の小説文庫版「NHKにようこそ!」で、新たなあとがきで面白すぎることを書いていた滝本センセー 実際は不定期発行のファウストのシリーズ物の小説と人生相談、そしてコミック版NHK〜の原作として仕事しているのがメインじゃないかと。売れているコミックの印税が特にウハウハじゃないかとw

日曜の朝アニメでやっている漫画エウレカセブンも、原作BONES 漫画:片岡人生(人物担当)、近藤一馬(ロボ担当)<コミックあとがきより こんな風に分担してますし。キャラも良くてメカの作画も上手くして、ストーリーも面白くするには、これぐらいの分担が必要なのかもしれない。

NHK〜とエウレカセブンは月刊ですが、とくに週刊の場合で今の読者の要求を満たすような作品を作るにはどうしても分業にしないと(濃い情報がつまった)作画とストーリーを両立させるのが難しいのかも。 ひとりでやろうとすると冨樫センセーのように中身は面白くても、絵がらくがき状態だったり、(取材or自己都合で)休載ばかりするのじゃなかろうかと。まぁこれは個人の問題もあるような気がするけどw 絵が懲りまくりなFSSの永野護やバスタードの萩原一至も仕方がないね。うんうん(萩原氏の場合は同人誌だけは出してるけど)

CLAMPも週刊誌2誌(週刊少年マガジンと週刊ヤングマガジン)で掲載できるのも、4人の作家集団なのが大きいんじゃないかと。まぁ休みがちですが… 

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【小説・文庫】NHKにようこそ!角川文庫
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【コミック】NHKにようこそ!(3)
【コミック】交響詩篇エウレカセブン (1) DVD付限定版
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コミック『NHKにようこそ』2巻 岬ちゃんの可愛さだけはガチ!

NHKにようこそ表紙ひきこもり青春コミックも2巻目。

Amazon:NHKにようこそ! (2)角川コミックス・エース
大岩 ケンヂ (漫画)×滝本 竜彦 (原作)

フランス書院文庫を参考に、友人の山崎とエロゲ制作にとりかかる日々。時におかん襲来。同伴で佐藤くんは岬ちゃんとデートをすることになる…。
後半は高校時代の先輩に誘われて、とんでもないオフ会(インターネットで知り合った人と実際に会うこと)に出かけるのだが…
この表紙が高校時代の先輩。薬仲間。

漫画版はひきこもりっぽくなく、外へフツーに出かけるわ、初対面の人とも話していたけど、都合が悪くなると『対人恐怖症だー』と主張する佐藤くんはよくわからん('A`) おかん上京といい、小説とはまったく別のエピソードと言うオリジナル展開。 オフ会自体は衝撃的なモノなんだけど、内容自体は薄いというか、あっさりしすぎてイマイチでした。でもショッキングに伝えようとするマスコミ報道に対して、実際はこんなもんだと伝えているのかな?

e-flick.netさん 11/24日記の
このコミックって「ヒキコモリの佐藤君」を描くのではなくて、「佐藤君を通じてサブカルチャーを描く」というのが主題なようなきがしないでもないです。
ぼんやり思っていた事をズバリ表現してくれた。まさにテーマがそれのような。

NHK 岬ちゃん
コミックから入った読者は、タイトルに至る最終的なオチや、岬ちゃんの目的がわかってしまいますが、ここまで違うと読んでもあんまり関係ないような気も。

内容的に小説と違っていることを述べましたが、自分はこちらがまとまっていて好みかな。
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NHKにようこそ! (角川文庫) [文庫]
4043747020

岬ちゃんをとるならコミック版どうぞ。岬ちゃんの可愛さが数十倍になっております。さとうくんの脳内でエロ妄想まみれ(画像付き)にもなってますし。 ネットゲー中毒エピソード含めた次巻以降に期待だ…

滝本氏が原作者として新しく作り直しているのか、漫画担当の大岩ケンジ氏が独自の話にしているのか、どっちなんだろう。後者っぽいけど。


NHKにようこそ ミニクリアファイルちなみに、とらのあなに行ったら、ミニクリアファイルもらった。クリックすると拡大。


関連)

1巻発売時のテレビ東京によるCM規制『NHKにようこそ』が『NH○にようこそ』となってる!
(edoi's Sprout)
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コミック感想「NHKにようこそ!」1巻/ひきこもり、ニートの最前線だった滝本竜彦

まず、ひきこもりトップランナーの著者が書いた小説がありまして、ダメ人間の青春と涙の物語であり、合法ドラッグを試してみたり、エロゲー製作に励んだり、ネットで怪しい画像を集めたり、新興宗教勧誘のおばちゃんについてきた美少女に付きまとわれたりと、もぅ悲惨というかセツねー小説なのだ。テンポの良いテキストが最高で、面白くてお勧め。
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NHKにようこそ! (角川文庫) [文庫]
4043747020

そのコミック版がでた。少年エースで連載中なのです。(すでに完結)
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NHKにようこそ! (1) (角川コミックス・エース) [コミック]
4047136360

NHK01

コミックでは、そんなに原作から変更していないはずだが、ヒロインの岬ちゃんをかなりピックアップしたり、

NHK5

野郎の絵柄も親しみやすいものに変えたり。小説では、完全にイメージがキモオタの彼(絵の右)も、そこらにいそうな知的そうなメガネくん。

NHK04

明るく読みやすくなっているので初心者にもお勧め。今のところ、小説みたいな悲壮感があまりないマイルドなテイスト。 

nhk04
「はい。お米券進呈」


連載中のも読んでみると、なんかHっぽいシーンが多いですよ。というか主人公の岬のエロ妄想多すぎw 小説だとあまり岬と関わり合いを極力さけていた主人公だったし。妄想ネタなんてとてもとても。そこら辺に違和感が。 
女性であろうが、なかろうが人間恐怖症ちゅうか、そこが彼のひきこもりという悲しみと闇みたいな部分だったと感じていたもんで。

小説だと、どんどん坂から転がり落ちていき、笑いつつも哀れをグッと感じるといいますか。そちらもぜひ読んで欲しいところ。もっと濃いネタが満載ですし。
なのに最後は後味悪くないのが、この作者の持ち味ですよ。 

最初の小説「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」も漫画向き(?)っぽいので連載しそうだなぁ。(追記:コミック版でてます)
内容は……
妄想全開の男子高生が、武装したセーラー服のの美少女と偶然出会い、さらに謎のチェーンソー男との死闘にまきこまれる。

この説明だけでは何のこっちゃだw
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ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ (角川文庫) [文庫]
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ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ 1 (角川コミックス・エース 114-3) [コミック]
4047150193
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